おうちの中でわんちゃんと一緒に生活するにあたって欠かせないものの一つがおトイレです。おしゃれなトイレが見つかるまで犬の通販サイトやペットショップで探して回るのも楽しい時間ではありますが、それならいっそのこと自分で作ってみるのも良いのではないでしょうか?いわゆるdiyです。休日を利用して、おしゃれであなた好みの囲いを作ってみませんか?
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犬のおしゃれなトイレって?
わんちゃんと言うと「散歩の途中で道ばたでおトイレ」という印象が強いかも知れませんが、うんちやおしっこは生理現象であり、どうしてもお散歩まで我慢できないということもあります。天気の悪い日や飼い主さんが忙しくしている時など、散歩に出られない日もあると思います。うんちやおしっこはしたい時にさせてあげられる方が、わんちゃんも嬉しいに決まっています。なので、お家の中でのトイレは作っておいた方がいいのです!
とは言え、おうちの内装や家具と犬用トイレのデザインが合わないということもあるでしょう。
おしゃれなトイレと聞いて、皆さんはどんなものを想像しますか?
キラキラとしたゴージャスなトイレ?
お花や色紙を飾ったフェミニンなトイレ?
季節感を取り入れた日本らしいトイレ?
家具や内装に合わせたトイレ?
どういったトイレをおしゃれと判断するかは人によって様々だとは思いますが、実は正解はありません。
より正しく言うのなら、全て正解、といったところでしょうか?
ですが一番大事にすることは決まっています。それは、わんちゃんにとって使いやすいかどうか、です。
犬のトイレをおしゃれにするにはDIY!
通販サイトやショップなどでは、あなた好みの犬用トイレが見つからないかも知れません。
そんな時は、いっそのこと自分で作ってしまうというの有りなのではないでしょうか。いわゆるDIYですね。
DIYとは、素人が自分で何かを作ったり、修繕したりすることです。専門職の方に頼むよりも安価で済むという利点がありますが、一方で素人ならではの粗さや脆さがあります。慣れないうちは、飾り付けだけ行うなど、完全な自作は控えた方が良いかと思います。
DIYを趣味とする人の中には、自分で犬小屋を作ってしまう人もいます。日曜大工に使うような、簡単な道具があればすぐに始めることができるので、時間はあるけどお金はない、というような人にもおすすめですよ。
材料は100均で安く揃えてしまいましょう!
自分で作ってしまおう♪
DIYとは要するに日曜大工です。もしくは、工作の延長だと思ってしまっても良いかもしれません。
小さなころに、色紙や段ボールを利用して秘密基地を作って遊んだ、なんて経験のある人はいませんか?
使う道具や予算などに違いはありますが、やっていることはそれと大して変わりません。慣れない人でも、やっているうちにだんだん楽しくなってきますよ。
何より、あなたの作ったおトイレで、大切なわんちゃんが喜んでくれるかも知れない、という実感が湧いてきて、なんだか嬉しくなってきます。
愛情を込めて、丁寧に作っていきましょう。
犬のトイレの囲いを手作り!
わんちゃんが落ち着いて用を足せるよう、市販の犬用トイレの周りを段ボールや柵で囲んでしまいましょう。お部屋の内装やわんちゃんの好み、そしてあなたの趣味に合わせて材料や飾り付けを選んでください。
もちろん、何より大事なのはわんちゃんが快適に用を足せるよう作ることです。
わんちゃんの体の大きさに合わせたものを作ってくださいね。狭すぎても、広すぎても駄目ですよ!
ここから先は、具体的な囲いの作り方について説明していきます。
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用意するものはこれ!
まずは用意するものです。
今回はできる限り簡単なものを作っていきますので、どうぞご参考にしてください。
- 犬用トイレ
- 囲いの素材(プラ板/木材等)
- 接続具(接着剤/釘/結束バンド等)
おおまかに上記の材料さえあれば、囲いを作ることができます。
飾り付けたい、絵を描きたい、という人は絵の具や飾りを別途用意してください。
作り方の手順
それでは、実際に作っていきましょう。
1.設置場所を決める
まずはおトイレの設置場所を決めましょう。
あなたやあなたの家族が移動する際に邪魔にならない場所で、なおかつわんちゃんにとって移動しやすい場所に設置することが大切です。
また、わんちゃんのご飯スペースや水飲み場からはある程度距離を取って配置してください。わんちゃんは自分の生活スペースの側で排泄することを嫌いますからね。また、匂いが籠もりにくい場所に置いたほうが、部屋が臭くならなくて済みますよ。
設置場所には十分に気を遣いましょう。
2.わんちゃんのサイズを測る
トイレの設置場所を決めたら、次はわんちゃんの体のサイズを測りましょう。
あまり広すぎるとわんちゃんが落ち着いて用を足せなくなってしまいます。かといって狭すぎるのもNGです。わんちゃんが余裕を持って反転できる程度の広さは確保しましょう。
3.デザインを決める
物作りを上手に進めるコツは完成形をイメージしてから制作を開始することです。
チラシの裏やノートなどに、簡単で構わないので完成イメージを描いてください。この時、使う材料やおおまかなサイズもメモしておくと、後々の作業が楽になります。
行き当たりばったりで作業をすすめてしまうと、途中で材料が足りない、サイズがおかしい、なんてことになりかねません。
できるだけ漏れがないよう、注意しながら設計図を作りましょう。可能であれば、自分以外の誰かに見せて意見をもらってもいいでしょう。あなたが気づいていない問題点なども指摘してもらえるかもしれません。
4.材料を揃える
設計図が完成したら、今度は材料の買い出しです。
買い忘れがないように注意しましょう。
足りるか足りないかギリギリの量を買うのではなく、失敗しても良いように少し多めに揃えておくことをおすすめします。
5.部品切り出し
では、実際に作業開始です。
まずは基本となる囲いの部品を切り出しましょう。
わんちゃんが暴れても良いように、材料は木の板やプラスチック段ボールなどがおすすめです。
メジャーでサイズを測って、設計図の通りに鉛筆やペンでガイドラインを引きましょう。
ガイドラインを引いたら、のこぎりやカッターなどで部品の切り出しです。
慣れないうちは大変かもしれませんが、できるだけまっすぐにカットできると良いですね。
わんちゃんが出入りするための穴を開けておくこともお忘れないよう、注意してください。
6.部品接着
材料が木材の場合は釘で、プラスチック段ボールの場合はガムテープなどで部品同士をつなぎ合わせます。
ベニヤ板などの場合は、釘を刺せないので結束バンドや紐で固定してしまいましょう。
簡単に外れてしまわないよう、しっかり固定することが大事です。
もしも材料に色を塗りたい時は、接着前に塗ってください。ニスなどでコーティングすることもお忘れ無く!
ニスを塗り忘れてしまうと、壁やわんちゃんなどに色が付いてしまいますよ。
ペンキやスプレーで塗ると楽々きれいに着色できます。
7.設置
完成した囲いを犬用トイレに設置します。
わんちゃんに協力してもらって、問題なく出入り口を通過できるか、囲いの中である程度動けるかを確認してください。
8.装飾
囲いを飾り付ける場合は、置き場所を決めてから行ってください。
持ち運ぶ際に飾りが取れてしまったり、飾りが壁などを傷つけてしまうことを避けるためです。
あまりゴテゴテしすぎると、近くを通った際に邪魔になるかもしれませんのでご注意を。
わんちゃんが警戒してしまわないよう、あまり華美な飾りは避けた方が無難かもしれませんね。
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9.完成
以上で犬用トイレの囲いは完成です。
わんちゃんが喜んでくれる囲いが出来上がりましたか?
臆病なわんちゃんの場合は、初めて見る囲いを警戒して近づいてくれないこともあるかもしれません。
わんちゃんの臭いが付いた毛布などを入れたり、わんちゃんを囲いの中に誘導したりして、ゆっくり慣らしていきましょう。
いつまでも慣れないという場合は、囲いを低くしたり、いっそのこと外してしまっても良いかも知れませんね。せっかく作った囲いですが、わんちゃんに喜んでもらうことが優先ですので、臨機応変に対応してください。
犬のトイレは100均活用で便利に!
始めてDIYをするという方は、100均で材料を揃えることをおすすめします。
慣れない作業には失敗が付きものです。100均の材料なら、失敗して無駄にしてしまってもお財布へのダメージが少なくて済みます。
プラスチック段ボールも木材も、工具も絵の具やペンキも、ぜんぶ100均で揃います。便利な世の中になったものですね。かくいう私も、100均の材料を使って本棚を作った経験があります。安い素材だから壊れやすいかも、と思っていましたがなかなか壊れず、2年が経った今でも問題なく使えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたの大切なわんちゃんのために、おしゃれで使いやすいおトイレは作れそうですか?
今回はDIY初心者向けということで、簡単な材料を使ったシンプルな囲いの作り方をご紹介しましたが、慣れてくればもっと凝ったものを作ることもできるようになります。
たとえば犬小屋やおもちゃ、アスレチックなど想像力と発想力、そしてわんちゃんへの愛情があれば何だって好きなものを作ってあげられるのがDIYの醍醐味です。
また、今回ご紹介した通り、ほとんどの材料は100均で揃えることができます。100均にはいろいろな商品、材料が揃っているので店内をぶらぶらと歩き回りながら、使えそうな材料をピックアップする時間も楽しいですよ。
DIYの可能性はまさに無限大。
より良い自作ライフをお送りください。
ひとこと
ぜのぜの