ボーダーコリーは人気で賢い！性格や特徴は？かかりやすい病気も。

ボーダー・コリーは賢くてとっても頭がいい！と大人気な犬種です。頭がいいので、育て方を間違ってしまっては、かえって苦労することも。性格や特徴をしっかりと理解しその子に合ったしつけを行いましょう！かかりやすい病気もご紹介。今飼っている人もこれから飼いたいと思っている人も、参考にしてみてください！

ボーダー・コリーとは

ボーダーコリーは、イングランドとスコットランドの辺境の牧羊犬。「ボーダー」とは国境や県境という意味があります。イギリス原産の牧羊犬の中で、最も作業能力が高いと言われている犬種です。

ボーダー・コリーの先祖

8～11世紀にスカンジナビア半島中心にバイキングが発生し、”トナカイ用の牧羊犬”として英国へ持ち込みました。その後、ラフ・コリーの祖先犬と交雑して今の姿になったと言われています。

ラフ・コリーのように優雅なスタイルや顔立ちがなかったために、FCI（国際畜犬連盟）に公認されるのが1987年と、遅めでした。
ドッグショーで能力やスタイルなどが見直されて、公認となった犬種です。

ボーダー・コリーの特徴！大きさや色の種類も。

能力が素晴らしい、ボーダー・コリーの大きさや色の種類などをご紹介していきます。

ボーダー・コリーの毛の色と毛質の種類

ボーダー・コリーの毛質は、ロングコートとスムースコートの2種類です。
ロングコートの方が良く見かけますね。スムースコートは短毛で、アジリティの大会などに良く出ている印象です。

ボーダー・コリーの毛の色

ブラック系カラー

ボーダーコリーといえばこのカラー！ブラック系の中でもブラック＆ホワイトは人気の定番色です。ブラック系には、ブラックや、ブラック・タン・ホワイトなどのカラーもあります。

ブラウン系カラー

引用：Enirehtacess

チョコレートのカラーや、チョコレート＆ホワイト、チョコレートマールなど様々なパターンのカラーがあります。ブラウン系はたまに見かけますがとても美しいです！

ブルー系カラー

引用：Phebe77

ブルーグレーがベースとなった、ブルー＆ホワイトや、大理石のようなカラーのブルーマールが人気。珍しいカラーでしたが、最近ではブルー系のカラーも増えてきたように感じます。

レッド系カラー

レッド系ブラウン。薄い色から濃い色まで様々です。やや珍しいカラーですね。レッド＆ホワイトやレッド・ホワイト・タンなどのカラーがあります。

トライカラー

引用：いぬのきもち

ブラック・ホワイト・タンの3色の毛色です。

その他にも、クリーム系・イザベラ（ライラック＆ホワイト）・イエロー系などとても多くの種類の毛色が存在します。JKCでも、様々なカラーが認められています。
ブラック＆ホワイトがとても多いので、こんなに沢山種類があることに驚きですね(; ･`д･´)

ボーダー・コリーの大きさ

理想の体高

• 雄：53㎝
• 雌：53㎝よりやや低め

ボーダー・コリーは中型犬に分類されています。

ボーダー・コリーを飼うのは大変？性格や注意点も。

ボーダー・コリーと言われて思い浮かぶ性格は、従順・頭がいい・責任感があるなどだと思います。しかし、その性格故しっかりとしつけをしないと大変なことになる可能性も…。

ボーダー・コリーの性格

一般的なボーダー・コリーの性格は、賢い・気難しい・慎重・神経質であると言われています。
中でも、スムースコートのボーダー・コリーはロングコートよりも活発で、身体能力もたかく、神経質な子が多いです。

お散歩の長さ

体力があり、パワーもあるボーダーコリーのお散歩は、1日2回でそれぞれ1～2時間ほど必要です。
また、少し小走りをしたり変化をつけて適度に運動させてあげることも大切。

ドッグランなどでたっぷり走らせてあげたり、おもちゃを使って遊んだりするのもいいですね！飼い主さんの負担も、その子のストレスも一気に減らすことができますよ♪

ブラッシングの頻度は？

基本的には毎日行うようにしましょう。ボーダー・コリーは換毛期があり、抜け毛もあります。お手入れを行わないと、皮膚病などの原因にもなります。また、マッサージやコミュニケーションの一環ともなりますので、小まめに行うようにしてください。

ボーダー・コリーは賢いけど、しつけは必ず行おう

賢いと人気が高く、中型犬での人気ランキングでも上位に入るボーダー・コリー。

お散歩して、飼い主さんの顔をよく見ている子や、アジリティなどの大会で賞を取っている子、ドッグランなどで呼んだらすぐにくる子など、いい子で賢い印象がとても強いです。

それを見てボーダー・コリーを飼いたいなと思っている人も結構多いんです。

しかし、ボーダーコリーは初めて犬を飼う人にはお勧めできません。

賢いから大丈夫などと、簡単に飼ってしまいこんなはずじゃなかったと手放す人が多いのも事実です。しつけをしっかりしていないと、頭の良さが悪い方向に向いてしまいます。

家族の中での順位をすぐに判断し、自分の方が上だと思えばわがままな子になってしまいます。

人気だから・賢いからという理由だけでは必ず後悔します。ボーダーコリーが好きで、しっかりとしたしつけが必要ということを理解してから検討してくださいね。こんなはずじゃなかったとならないように、飼いたいなと思ったらまずは特徴を知ることが大切です！

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ボーダー・コリーのかかりやすい病気と寿命

ボーダー・コリーのかかりやすい病気や寿命についてご紹介します。これから飼いたいという方も、今現在飼っている方も覚えておきましょう！覚えておくことで早期発見できる確率が高まります。

かかりやすい病気

• コリー眼異常
• 皮膚系疾患
• 関節系疾患
• 歯周病

コリー系に多い、目の遺伝性疾患であるコリー眼異常や、歯周病。また、股関節形成不全などの関節系疾患、皮膚腫瘍などの皮膚系疾患にもかかりやすいと言われています。

角膜炎や白内障は多くの犬種がなりやすいとされていますが、コリー眼異常は、コリー系に多い病気です。遺伝的にみられ、視覚に障害が出ることもあります。

運動量の多いボーダー・コリーは股関節形成不全という、大型犬に多い病気にもかかりやすいです。遺伝もありますが、成長期に無理な運動をさせすぎると骨の発達に異常が出ることも原因の一つ。
運動が大好きなので、パピーのころから走り回ることも多いので注意してみてあげて下さい。特に、高いところから飛び降りたりすることは危険です。

ボーダー・コリーの寿命

ボーダー・コリーの平均寿命は13歳～16歳前後です。
中型犬の中でも長生きの犬種。ボーダー・コリーの最高の年齢は、27年211日！

さいごに

ボーダー・コリーのお友達がとてもたくさんいます。よくしつけられていて、我が家の愛犬と遊ぶのもとても上手！何頭か見ていますが、みんなボール遊びなど、おもちゃで遊ぶのが好きな子が多いです。ボールで遊んであげたり、よくしつけをすることは、ボーダー・コリーにとってもとても楽しいことです。沢山訓練して、沢山褒めてあげましょう！！

ひとこと